新Appleファイルシステム「APFS」はFusionドライブは対応しない予定。HFS +に戻す手順が公開

MacOS High Sierraが来週リリースされる予定ですが、新しいApple File System(APFS)機能はSSDストレージを搭載したMacに限って動作します。つまり、Fusionドライブを含むiMacやMac miniでは動作しないことに注意してください。

Fusionドライブを搭載したMacは、最初のmacOS High Sierraベータ版のベータテストプロセス中にAPFSに実装されかけましたが、その後サポートが削除され、再び実装されることはありませんでした。

先日リークされたOSのゴールデンマスターバージョンにより、FusionドライブはAPFSを使用できないことがわかり、ベータ版でAPFSに変換されたFusionドライブを標準のHFS +フォーマットに戻すための手順も公開されています。

FusionドライブをAPFSから再変換する方法は、Time Machineバックアップ作成、ブート可能インストーラ作成、ディスクユーティリティを使用してMacを再フォーマットするなど、HFS +に戻すための長い手順に沿って作業を行う必要があります。

ただしAppleは、APFSについて「macOS High Sierraの初回リリースではFusion Drivesでサポートしない予定」と述べています。これは近い将来バグが解消された後、Fusionドライブのサポートが追加される可能性があることを示唆していると言われています。

Apple File Systemは、SSDドライブに最適化されているファイルシステムとなっており、クラッシュ保護、セキュアな文書保存、安定したスナップショット、簡単なバックアップ、強力な暗号化を備えています。

Appleは9月25日にmacOS High Sierraをリリースする予定となっています。

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