LTE・3G周波数一覧表。ドコモ、au、ソフトバンクなどの使用Bandをまとめてみた。

スマホを選ぶ上で重要な「周波数」と「通信方式」

スマホを選択する上で重要なのが、各キャリアが提供している電波の周波数と通信方式が一致した時のみ通信に使用することができる。

lte-3g_2

周波数はあっているが通信方式が異なっていると通信に利用することはできない。

よって、スマホを購入する際は周波数(Band)と通信方式を必ず確認しておくこと。

lte-3g

参照:http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1501/26/news122.html

通信方式

通信方式は下記の通り様々あるが、日本においてはLTEとW-CDMAだけ確認しておけば問題ない。

LTE(FDD-LTE) / LTE(TDD-LTE・TD-LET)

最新の通信方式、最高速度が早い。Band32まではFDD、Band33からはTDD/TDと呼ばれている。

3G(W-CDMA)

いわゆる「3G」。2000年頃から使用されている通信方式

GSM/EDGE

日本では使用されていない通信方式。

CDMA2000

auで使用されている通信方式だが、対応しているスマホが少ない。

周波数

2.1GHz帯のLTEと3Gに対応していれば、都市部で圏外になることはないので、とりあえず2.1GHz帯(Band1)に対応は必須。

ただし、ドコモは都市部では複数のバンドを組み合わせて混雑時のトラフィックをさばいているので、端末が1.5GHz帯(Band21)と1.7GHz帯(Band3)に対応していないと、混雑時に通信速度が遅くなる場合がある。

ドコモは、3Gの800MHz(Band6)帯では「FOMAプラスエリア」として、山間部など電波の届きにくい場所で提供しているため、山間部で通信を行いたい場合じゃ、3Gの800MHz(Band6)に対応しているかを確認しておく必要がある。

各キャリア対応周波数一覧

通信方式:LTE

バンド 周波数 対応キャリア
1 2.1GHz docomo / au / softbank
2 1.9GHz
3 1.7GHz/1.8GHz docomo / Y!mobile
4 1.7GHz/2.1GHz
5 850MHz
6 800MHz
7 2.6GHz
8 900MHz softbank
9 1.7GHz
10 1.7GHz/2.1GHz
11 1.5GHz au
12 700MHz
13 700MHz
14 700MHz
15
16
17 700MHz
18 800MHz au
19 800MHz docomo
20 800MHz
21 1.5GHz docomo
22 3.5GHz
23 2.0GHz
24 1.6GHz
25 1.9GHz
26 800MHz docomo/au
27 850MHz
28 700MHz
29 700MHz
30 2.3GHz
31 450MHz
32
33 1900 – 1920MHz
34 2010 – 2025MHz
35 1850 – 1910MHz
36 1930 – 1990MHz
37 1910 – 1930MHz
38 2570 – 2620MHz
39 1880 – 1920MHz
40 2300 – 2400MHz
41 2496 – 2690MHz UQ mobile/WCP
42 3400 – 3600MHz
43 3600 – 3800MHz
44 703 – 803MHz
45 1447 – 1467MHz
46 5150 – 5925MHz

通信方式:3G (W-CDMA / CDMA2000)

auの3GはCDMA2000のため、スマホがCDMA2000に対応しているかは必ず確認すること

バンド 周波数 対応キャリア
1 2.1GHz docomo / au(CDMA2000) / softbank
2 1.9GHz
3 1.7GHz/1.8GHz
4 1.7GHz/2.1GHz
5 850MHz
6 800MHz docomo
7 2.6GHz
8 900MHz softbank
9 1.7GHz Y!mobile
10 1.7GHz/2.1GHz
11 1.5GHz softbank
12 700MHz
13 700MHz
14 700MHz
15
16
17 700MHz
18 800MHz au(CDMA2000)
19 800MHz
20 800MHz
21 1.5GHz
22 3.5GHz
23 2.0GHz
24 1.6GHz
25 1.9GHz
26 800MHz