Apple、アイオワ州にデータセンター建設を発表。稼働は2020年を目処に
アップルは本日、アイオワ州ウォーキーに400,000平方フィートのデータセンターを建設する計画を正規発表し、北米のApp Store、Siri、Apple Music、iMessage、その他のAppleサービスのバックエンドインフラストラクチャを提供する予定としている。
アップルはこの施設に13億ドルを投資しており、デモイン地域で550職以上の雇用を創出するとしている。
「50州すべてで200万人の雇用を抱えているAppleは、アイオワ州へのこの投資で1万人以上の雇用を創出し、コミュニティにとって経済的な機会を提供できたことを誇りに思います。」とティム・クックCEOは語った
Appleはまた、ウォーキー周辺のコミュニティ開発とインフラストラクチャに特化した公共促進ファンドに最高1億ドルを拠出すると発表した。
ファンドは、ウォーキー市によって設立・運営され、公園、図書館、娯楽スペース、インフラストラクチャーなどのコミュニティプロジェクトの開発を支援する。
Appleは100%の再生可能エネルギーで世界のすべての事業に電力を供給するという約束の一環として、データセンターは完全に再生可能エネルギーで稼働すると述べた。
データセンターの建設は来年初めに開始される予定で、2020年に稼働開始する予定。
アイオワ州の経済開発局(EPA)は、デモイン近くに2つのデータセンターを建設する2億800万ドルの契約の承認をAppleに行ったと伝えられている。
Appleはすでに世界中のいくつかのデータセンターを運営しており、米国では、ネバダ州リノ、オレゴン州プラインビル、ノースカロライナ州メイデン、カリフォルニア州ニューアーク、アリゾナ州メサにデータセンターを保有している。