Apple HomePodのライバルSonos、クロスプラットフォームスピーカーを開発か
6月に発表されたApple HomePodは、350ドル周辺のスマートスピーカーとして位置づけするSonosワイヤレススピーカーとAmazon Echoと競合している。
Amazonはすでにより高いオーディオ品質のスマートスピーカーの開発に取り組んでいるという噂があり、Sonosはハイファイスピーカーをよりスマートにする予定としている。
アメリカの電報・電話・放送などの事業の許認可権をもつ独立行政機関であるFCCのWEBページで、「Sonosの高性能オールインワンワイヤレススマートスピーカー」と呼ばれる「製品モデルS13」というFCCファイリングが発見されている。
さらに、このスマートスピーカーが単なる音声アシスタントや音楽プラットフォームではないと噂も出ている。
S13は、遠隔マイクロホンに統合された音声制御機能を搭載しており、さらに、複数の音声プラットフォームと音楽サービスをサポートし、ユーザはSonosで音楽を簡単にコントロールすることができる。
Apple HomePodは、音楽サービスのためのApple Musicと音声コントロールのSiriの機能に限定しており、Amazon Echoは、Apple Musicを除くさまざまな音楽サービスを提供しているが、Alexaの音声制御のみのサポートとなっている。
今回見つかったFCCファイリングについては、新しいスマートスピーカーのボタンレイアウトを示す図表も添付されている。
Sonoの「製品モデルS13」が正式発表される日も近いと予想されている。