Appleの自動運転エンジニア17人が転職か。転職先はZoox

Appleで働いていた17人の自動車技術者がApple社を退社し、全自動車ベンチャー企業Zooxに入社したとブルームバーグは報道した。

もともといくつかのデトロイトの自動車メーカーやサプライヤーからアップルに転職していたエンジニアのグループは、ブレーキやサスペンションシステムのようなハードウェアの設計に長けているとしている。

Appleは独自での自動車開発を中止し、自律走行システムの開発に着手した時、Appleの自動車プロジェクトに採用された多くのエンジニアが放置されていたとしている。

ブルームバーグは、Zooxへの最近の流出は、Apple自身が車を作るという目的を復活させる可能性は低いことを示しているとしている。

The latest exodus to Zoox suggests Apple is less likely to revive ambitions to make a car itself. The engineers found themselves increasingly sidelined and surplus to requirements at Apple, and were hired by the startup in piecemeal fashion in recent months, the people said.

Appleが現在、テストの一環として従業員をキャンパスからキャンパスに移動させるシャトルバスの運行を計画している。

Zooxは、自律型車両を大量生産するため、完全自律型の自動運転車の開発に取り組んでいる。同社は2億5,000万ドル以上を調達しており、時価総額15億ドル以上となっている。