Apple、ヨーロッパでApple Pay Cashを商標出願していたことが発覚
AppleはiOS 11に搭載される新しいiMessageベースの個人間支払いサービスであるApple Pay Cashをヨーロッパで商標出願を申請していたことが発覚した。
「LetsGoDigital」によると、この商標出願は今週木曜日に欧州知的財産局(EUIPO)に提出され、「電子決済と資金送金に関連するコンピュータソフトウェア」として分類されている。
iOS 11のiMessageと統合することで、Apple Pay Cashはユーザーがチャット内で個人間の支払いができるようになる。
支払いを送信するために、ユーザーはiOSデバイスまたはApple Watch上のタッチID(または「iPhone 8」の顔認証)で認証する。
受け取った金額は、ギフトカードと同様に、ウォレットアプリに保存されたApple Payキャッシュカードに送金される。
Apple Pay キャッシュカードを使用して、小売店やウェブ上で通常の支払いを行うこともできるようになる。
AppleはApple Pay Cashの詳細についてはまだ公表していないが、ユーザーが送金する前に運転免許証または写真付きのIDでサービスを認証する必要があることが判明している。
商標出願はまだEUIPOによって承認されていないが、出願されているという事実は、Apple Pay Cashが米国でもヨーロッパでもサービス提供される可能性が高いということを示唆している。