iPhone 8の価格が1,000ドルという高額になる1つの理由

有機ELディスプレイのiPhoneがいままでのデバイスよりも高価格で販売しなければならない理由と、AppleがタッチID指紋認識を廃止した理由が憶測されています。

分析では、柔軟な有機ELパネル、有機ELタッチパネル、3Dタッチモジュール、有機ELパネルモジュールで構成されると予想されている新しいiPhoneのディスプレイの構造が理由と予測されています。

Samsungが3Dモジュールのスタックを除いた有機EL部分がSamsungから提供されていると言われています。

そのため、Samsungは有機ELパネルの提供価格にプレミアム価格を上乗せすることができ、これによりPlusモデルのiPhoneのLCDパネルの2倍以上のコストがかかると予想されています。

具体的には、LCDパネルの単価45~55ドルに対して、有機ELユニット当たり120~130ドルと見積もられています。

これにより、現在のiPhoneの範囲が650ドルから970ドルの場合、iPhone8が約1,000ドルとなってしまうことが説明できてしまいます。

このコスト要因により、Appleが第2の有機ELサプライヤを探していると見られています。

3Dタッチモジュールは、Samsungが提供していない部品にもかかわらず、どうして廃止されたのか？

それは、Appleは当初Touch IDを搭載することを目指していましたが、有機ELパネルが指紋センサーのスキャン性能を悪化させたのではないかと予想されています。