iPhone 7に自力で3.5mmイヤホンジャックを復活させる強者現る
ソフトウェアエンジニアのScotty Allen氏は、3.5mmヘッドフォンジャックをiPhone 7に搭載する改造を行ったYoutubeビデオを投稿しました。
この作業は深センでツールを組み立て、7つの回路基板を改造するなどを経てようやく4ヶ月かかって完成したと述べています。
Allen氏は、ヘッドフォンジャックを備えられるようにiPhone内の電気設計に合わせて改造した点が最も難しかったと述べています。
iPhone 7では、3.5mmのヘッドフォンジャックを廃止した理由として、カメラシステムの内部と耐水性の向上のためのスペースを確保するためと説明していましたが、Allen氏は「iPhone 7の左下隅の近くに余分なスペースがたくさんあった」と説明しています。
多くのiPhoneユーザにとって3.5mmイヤホンジャックの復活はうれしいニュースだと思いますが、複雑な回路ボードを設計し、スペアパーツと高度な分解ツールを大量に使用しているとしています。
Allen氏は動画の最後に、3.5mmヘッドフォンジャックを次のiPhoneモデルから再び搭載することを望んでいるとコメントしています。
来週Appleは9月12日にクパチーノでiPhone公開イベントを開催し、3つの新しいiPhone(iPhone 8、iPhone 7s、iPhone 7s Plus)は残念ながらヘッドフォンジャックを搭載する予定はないとされています。