iPhone 8、ハイエンド版はローエンド版よりも遅く出荷か

Tech crunchは、来週正式公開されるiPhone8はハイエンド版はローエンドバージョンの後で出荷する準備としていると報道しました。

ハイエンド版のiPhoneの出荷がどれだけ遅れるのかは不明ですが、生産上の不具合が原因ではないかと指摘されています。

不具合の問題は、有機ELパネルを使用し、指紋スキャナーをディスプレイ自体に統合しようとしたためと憶測されています。実際は指紋認証プロセスは放棄され、新しいiPhoneは指紋認証なしで出荷されると予測されています。

この有機ELパネルは、製造プロセスにおいて複雑な層を追加していますが、これが有機ELパネルを高価している原因です。以前報告したように現行のiPhoneモデルでは、AppleがLCDディスプレイに45〜55ドルを支払っているtところ、今回の有機ELパネルにはサムスンに対して1ユニット当たり120ドルと130ドルを支払っているとされています。

ハイエンド版iPhoneは1,000ドルを上回る可能性があり、ローエンドモデルの後に出荷されるバージョンとなります。

これまで新しいiPhoneは、リリース当初は常に在庫不足になっているため、今回iPhoneも同じ状態になりそうです。

2つのモデルの出荷時期をずらすと、Appleは「注文を受けてから出荷」というを出荷に対する圧力をいくぶんか緩和することができるというわけです。

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