格安SIM「OCNモバイルONE」の特長・プラン内容・評判について

OCNモバイルONEについて

運営元

OCNモバイルONEを運営しているのはNTTコミュニケーションズ株式会社です。

NTTの子会社で、大手電気通信事業者でもあります。プロバイダ事業や特殊電話サービスなどを展開しています。

また通常の格安SIM業者(MVNO)だけでなく大手キャリアと格安SIM業者の橋渡し役(MVNE)としても重要な役割と果たしています。

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販売シェア

OCNモバイルONEは2017年3月の調査において、格安SIMサービスの中で2位、12.3%の販売シェアを占めています。

2016年9月の調査では2位、13.5%でした。

※MMD研究所が実施した「2017年3月格安SIMサービスの利用動向調査」(15歳~69歳の男女43,212人を対象に2017年3月3日~3月10日の期間で調査したもの)を参照しています。

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OCNモバイルONEの対応回線・利用できる機種

対応回線

OCNモバイルONEはドコモ回線を利用して格安SIMサービスを提供しています。

利用できる機種

OCNモバイルONEでセット販売しているスマホは使用できます。

現在ドコモのスマホを使っている場合、新しくスマホを買わなくてもスマホの中に入っているSIMカードを付け替えれば使用できます。

現在au、ソフトバンクのスマホを使っている場合、SIMロックを解除すれば使用できますが、古いスマホや一部のスマホは使用できないものがあります。

SIMフリースマホの場合、大抵はメジャーな通信方式(ドコモ回線で使われている)に対応しているので利用できる機種が多いですが、一部利用できないスマホもあります。

OCNモバイルONEでセット販売されているスマホ、ドコモで使っているスマホは問題なく使用できますが、それ以外は使えるかどうか事前に確認する必要があります。特にauの機種は通信方式がマイナーなこともあり、注意が必要です。

回線増強状況

OCNモバイルONEでは定期的に回線増強工事が実施されており、約2週間に1回のペースで増強されています。

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OCNモバイルONEの料金

OCNモバイルONEの料金プランは一般的な格安SIMのように大きく2種類に分かれます。

「音声対応SIM」と「データ通信専用SIM」です。

音声対応SIM

通常の携帯電話のように090、080、070から始まる電話番号で音声通話ができ、他社からの電話番号引継ぎMNPが可能です。

SMSは利用可能で、インターネットなどのデータ通信ができます。

スマホ1台でメインとして利用する方は、こちらを選択するケースが多いです。

コース 月額基本料


110MB/日
1,600円
170MB/日
2,080円


3GB/月
1,800円
6GB/月
2,150円
10GB/月
3,000円
20GB/月
4,850円
30GB/月
6,750円
500kbps(15GB/月)
2,500円

データ通信専用SIM

データ通信専用SIMはインターネットなどのデータ通信のみ利用できます。

電話番号はないので、他者からMNPを使って電話番号を移すことはできません。

コース 月額基本料


110MB/日
900円
170MB/日
1,380円


3GB/月
1,100円
6GB/月
1,450円
10GB/月
2,300円
20GB/月
4,150円
30GB/月
6,050円
500kbps(15GB/月)
1,800円

 

音声対応SIM、データ通信専用SIMに言えることですが、OCNモバイルONEの特筆すべき点は、月に一度コース変更が可能なことです。

これにより、自分にあったデータ容量や、時期によって最適なデータ容量を選んで、毎月の料金を調整できます。

OCNマイページからの操作で行い、料金はかかりません。

初期費用

上記プラン料金とは別に端末代金(スマホ本体の料金)がかかります。

また、初期費用として事務手数料が3,394円かかります。

それからMNPで電話番号を引き継ぐ場合は、変更前のキャリアに転出手数料を払う必要があります。MNPの転出料金は3,000円のところが多いです。

大手キャリアのスマホを利用している場合、2年縛り契約の方が多いです。契約期間内の解約には契約解除料9500円程度を現在契約しているキャリアに支払う必要があります。

最低利用期間、契約解除料

OCNモバイルONEのデータ通信専用SIMは、最低利用期間と契約解除手数料がありません。

音声対応SIMは最低利用期間が6ヶ月になっており、期間内に解約する場合は契約解除手数料として8,000円が必要です。

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OCNモバイルONEの主要オプションサービス

OCNでんわ 10分かけ放題

月額850円のオプションですが、国内通話だと10分以内の通話は何度かけても通話料が定額です。

10分を超えた場合でも、格安SIMだと通常20円/30秒かかる通話料が半額の10円/30秒になります。

他社の格安SIMサービスだと5分が多いですが、OCNモバイルONEは同じ値段で倍の時間になっています。

通常の電話回線なので、LINEやSkypeのデータ通話のように不安定になったり途切れたりすることがありません。

端末保証

OCNモバイルONEでは月額500円で「あんしん補償」サービスを行っています。

あんしん補償は自然故障、画面割れ、落下、水漏れした時に購入したスマホを修理または交換できるサービスです。

補償の上限額は50,000円です。

修理の場合、年毎に2回までは追加料金0ですが、上限額50,000円を超える場合は差額が発生します。

交換の場合、年毎に1回目は4,000円、2回目は8,000円になります。

ちなみにiPhoneは交換はできず修理のみの対応です。

 

マイポケットプラス

スマホやPCの電話・遠隔サポートを受けることができ、128GB のオンラインストレージを利用できます。

基本サービスは月額500円で、これにセキュリティパックやマルチデバイスパックを追加すると200円ずつ料金が加算されます。

無料で使えるWi-Fiスポット

全国約82,000(2016年7月15日時点)あるOCNモバイルONEアクセスポイントを無料で使うことができます。

アクセスポイントは鉄道、空港、カフェ・ファーストフード、ホテル、デパート、商業施設、 オフィスビル、図書館、大学、コンベンションセンタなど様々な場所に存在します。

もちろんWi-Fiでデータ通信するので、データ容量を気にせずに利用することができます。

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OCNモバイルONEのデータ通信

通信速度

データ通信を実際に測定しているページの情報をまとめると、他社の格安SIMと比べてOCNモバイルONEの通信速度は平均的かやや速い部類です。

混雑する時間帯だと他の格安SIM業者と同様に速度が落ちますが、その中で特に目立って速くもなく遅くもないと言ったところでしょうか。

格安SIM業者の中でも、MVNE(キャリアとの橋渡しのような存在)を兼ねているので回線の信頼性は高いと言えます。

データ通信の機能

OCNモバイルONEのデータ通信では以下のような便利機能があります。

  1. バースト転送機能
  2. データ容量繰り越し
  3. 容量シェア
  4. 容量追加

バースト転送機能はデータ容量を使い切って速度が制限されていたり低速モードにしている状態でも、少ないデータなら高速で通信でき、SNSやテキスト中心のサイトならストレスなく利用できる機能です。

データ容量繰り越しは、余ったデータ容量を翌月に繰り越せる機能です。ただし繰り越せるのは翌月までとなっています。

容量シェアは1契約で複数のSIMを利用している場合、データ容量を共有できる機能です。

容量追加パックは、データ容量を使い切ってしまっても追加料金を払い追加チャージすることで高速データ通信を利用することができます。

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OCNモバイルONEのサポート体制

サポート受付

OCNモバイルONEサポートセンターでは電話での問い合わせを受け付けています。日曜祝日と12/29~1/3を除き、10:00~19:00の時間帯で受付しています。

困ったときは、よくある質問をまとめてある「おしえてこむ」のページで、分からないことを調べて解決することもできます。

実店舗の有無

OCNモバイルONEは、全国各地の大型家電量販店、そしてゲオに実店舗が存在しています。

実店舗で手続きしたり話を聞いてみたい場合は、事前に公式サイトで自宅付近に実店舗があるかどうかを調べた方がいいです。

実店舗の即日受渡カウンターでは新規契約SIMカードの即日渡しや他社からの乗り換え(MNP転入)の他に、各種スマホを試すこともできます。

 

OCNモバイルONEでセット販売しているスマホ

2017年春のラインナップは以下の通りです。

この時点ではiPhoneのセット販売は行っていません。

ただし、既に持っているiPhoneにOCNモバイルONEの格安SIMを挿入して使うことは可能です。(一部使えないiPhoneもあります)

  • gooのスマホ g07
  • gooのスマホ g07+
  • Tommy
  • HUAWEI nova
  • HUAWEI nova lite
  • HUAWEI P9 lite
  • ZenFone 3
  • ZenFone 3 Max
  • ZenFone 3 Laser
  • arrows M03

※セット販売していないスマホでも、ドコモで使用していたスマホはOCNモバイルONEを利用できます。それ以外にもSIMロックが解除されたスマホやSIMフリースマホは一部を除き利用できます(利用する前に確認が必要です)。

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OCNモバイルONEに向いている人

強みと弱み

OCNモバイルONEの強みを箇条書きしてみると以下のようになります。

  • データ容量を毎月変更できる。
  • 数多くの公衆Wi-Fiを無料で使える
  • かけ放題オプションが他社のように5分ではなく10分
  • 売上シェアも2位で高い
  • MVMEでもあるので、回線の信頼性が高い

他社格安SIMと比較しても特に弱みがありません。これは総合力の高さを物語っていると言えます。

しいて言えば、OCNのサービスは種類が多いので、公式サイトでOCNモバイルONEの情報を探していると他のサービスのページに行ってしまい、迷子になりがちなところくらいでしょうか。

向いている人

電話のかけ放題は他社が5分なのに対し、同じ料金で10分になっているので、音声通話をよく使う人はいいと思います。

実店舗もそこそこあるので、スマホやインターネットに詳しくない方には安心できるかと思います。契約によっては即日渡しなども可能です。

シェアが高く、ドコモ回線を利用しており、信頼性も高いので、初めて格安SIMを利用する人におすすめです。

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OCNモバイルONEのAPN設定

OCNモバイルONEを契約するとSIMの交換とAPN設定が必要になります。

APN設定方法をまとめましたので、参考にしてください。

OCNモバイルONEの緊急地震速報、Jアラート対応状況

OCNモバイルONEでは一部端末が緊急地震速報やJアラートに対応していない場合があります、自分の端末が対応しているのか、また対応していない場合の方法も説明していますので確認しておいてください。