2017年8月に家庭用向けIoT機器への攻撃増加。メキシコからの攻撃が起因

SecurityNextは、2017年8月に家庭用向けIoT機器への攻撃が増加していたと発表しました。

また攻撃が増えたことの原因としてはメキシコからの攻撃が増加していることと指摘しています。

家庭用IoTへの攻撃での被害状況は、特定のルータが乗っ取られ、攻撃の踏み台にされていると見られています。

特に出荷時のパスワードのままで運用しているルータやカメラなどが乗っ取られるケースが多いようです。

横浜国立大学とBBソフトサービスが、家庭を模した試験室で7月に観測したサイバー攻撃の状況を分析したもので、約20カテゴリーから選択した市販のIoT家電やネットワーク機器を設置して解析を行いました。

2017年8月は192カ国からの攻撃を観測し、攻撃ホストの総数は38万2876件。

前月の25万4998件を上回っており、従来1万5000件から2万件ほどだった攻撃元のIPアドレスは、8月1日を境に増加。多い日では3万件弱のIPアドレスより攻撃が行われたと述べています。

 

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