AccuWeather iOS版アプリ、位置情報共有をOFFにしてもデータが送信されている可能性が

iOSのAccuWeatherアプリは、Appleのデベロッパー契約に違反している可能性があるというセキュリティ監査結果が明らかになった。

iOSのAccuWeatherアプリが、位置情報データの共有を拒否していても、ユーザーとデバイスの情報を第三者企業に送信する可能性があることが発見されたからだ。

ユーザーデータの収集は、無料のモバイルアプリケーションにおいて大きな目的の1つとなっており、ユーザーデータを収集して販売することで、企業は資金を確保し、さらに無料のアプリケーションを提供することができる。

AccuWeatherが「RevealMobile」のSDKを使用してデータを収集していることを発見されており、このSDKは、「アプリ提供企業やメディア企業が場所データから最大の価値をもたらすことをサポートする」方法として販売されていることも分かっている。

ユーザーがAccuWeatherをダウンロードして使用することを許可した場合、 RevealMobileに共有されているようだ。

アプリのプライバシーポリシーには、ユーザーがアプリケーションをダウンロードし、ロケーションデータの共有を受け入れることを含んでおり、ユーザーの個人識別可能な情報が抜き出されている可能性があります。

ユーザーが位置情報の共有を拒否すると、RevealMobileは隠れて識別可能な情報を受け取ることになる。具体的には、RevealMobileは、ユーザーのWi-FiネットワークのSSIDを知ることになり、Bluetoothビーコンを使用して位置情報を追跡するようになる。

AccuWeatherの最新の10.5.2バージョンでは、位置情報の共有を拒否することができたが、知らないうちに共有されている可能性がある。

 

via 9to5mac

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