BrandZ「最も価値あるブランドTOP100」レポート。日本企業もランクイン

2017年6月5日、世界の企業のブランド力ランキングを示すBrandZの2017年版「最も価値のあるグローバルブランドトップ100」が発表された。

上位3社、Google、Apple、Microsoftの順位は変動せず、それぞれ企業価値は3％から18％前後増やした結果となっている。

Amazonは順位を前年7位から4位と順位を上げている。

Microsoft、Amazon、Facebookの企業価値はほぼ同列だが、Amazonが2015年ごろから急激に伸びているため、翌年にはこの順位が変動する可能性が高い。

日本企業TOPはTOYOTAで30位となっており、前年28位から2つ順位を下げている。

その他日本企業は「昭和シェル」「NTT」「Honda」「Softbank」「Nissan」がランクインしているが、2007年からの10年間で「Softbank」以外どれも徐々にランキングを下げている。特に「Honda」と「Nissan」のランキング下落が顕著。

ただ「Nissan」の企業価値は$11,341 Mと2007年度からほぼ横ばい状態のため、周辺企業の企業価値が上昇しているということになる。

注目すべきは、「youtube」が初登場65位、「Salesforce」が初登場で90位、「NETFLIX」が初登場で92位、「Snapchat」が初登場で93位とネット企業が続々とランキングに入ってきている。

90位周辺の日本企業は「HONDA 91位」「Softbank 95位」「NISSAN 100位」という日本の大手企業が位置しているため、「Salesforce」「NETFLIX」「Snapchat」はそれらの企業と同等の価値ということになる。

最も価値のあるグローバルブランドトップ100リスト

July 7, 2017

July 7, 2017